Case Study

おもてなしの心が全店舗に浸透──創業77年老舗和菓子店、「AIまめこ社長」で理念継承と業務効率化を実現

2026.4.20

課題

  • 理念の浸透の難しさ:企業理念やおもてなしの精神を従業員一人ひとりに深く伝える仕組みが不足していた。
  • 業務の属人化:ベテラン従業員の経験やノウハウに頼る傾向があり、新人教育や業務標準化に課題があった。
  • 接客・業務の質の統一:12店舗の直営店すべてで均一なおもてなしを提供するためのサポート体制が必要だった。

『AI社長』による解決方法

  • THAの「AI社長」を活用し、専用AI「AIまめこ社長」を開発。
  • 理念浸透支援:「AIまめこ社長」が企業理念や接客マニュアルをわかりやすく伝え、従業員が迷わず行動できる環境を提供。
  • 業務ナレッジの一元化:レジ操作、接客フレーズ、クレーム対応など業務マニュアルをAIに集約し、いつでも参照可能に。
  • 24時間サポート:新人スタッフの疑問や不安に即時対応し、ベテランに頼らなくても業務がスムーズに進む環境を実現。

『AI社長』導入後の変化

  • 業務効率の向上:問い合わせ対応の時間が30%削減され、現場スタッフがお客様対応に集中できる環境に。
  • 接客レベルの統一:どの店舗でも均一なおもてなしを目指し、ブランド価値の向上につながりつつある。
  • スタッフ育成の加速:ITやAIに慣れた若手スタッフが抵抗感なく利用可能なことで教育の標準化が進み、新人スタッフも短期間で一人前の接客スキルを習得可能に。

株式会社豆子郎は、1948年に創業し、山口県の郷土菓子「山口外郎」に蜜炊きの大納言を散りばめた「豆子郎(とうしろう)」をはじめ、「生絹豆子郎(すずしとうしろう)」「簾子豆子郎(れんじとうしろう)」などの和菓子を製造・販売しています。山口県内の12店舗で直営販売を行い、伝統の味を守り続けています。

2024年11月、理念の浸透と業務効率化をより効果的に行うために「AI社長」を導入。今回、株式会社豆子郎 代表取締役社長 田原文栄氏に、『AIまめこ社長』導入の効果について伺いました。

──AI社長導入前の課題は?

株式会社豆子郎 代表取締役社長 田原文栄氏:
私たちのような老舗和菓子企業では、おもてなしの心や職人の技術が、個々の経験や感覚に依存している部分が大きく、それを標準化し、すべての店舗で統一された品質を提供することが課題でした。例えば、私自身が大切にしている“お客様への声のかけ方”や”おもてなしの間の取り方”などは、直接伝えないと理解しにくいことが多かったのです。

また、新しい仲間が増えることで、業務を学ぶ機会も多くなりましたが、その分、サポート体制の強化が必要になりました。一人ひとりが自信を持って接客できる環境を整えながら、豆子郎らしいおもてなしを全店舗で維持する方法を模索していました。

──導入の決め手は?

田原氏:豆子郎の大切にしている文化やおもてなしの心を、どうすれば次の世代にしっかりと伝えていけるか──これは長年考えてきた課題でした。

これまで、理念や接客の細かい所作は、先輩の姿を見て学ぶという形で受け継がれてきました。しかし、時代が変わる中で、もっと誰もが学びやすく、伝えやすい仕組みが必要だと感じていました。

『AIまめこ社長』の話を聞いたとき、これは単なるマニュアルではなく、豆子郎の想いを言葉にし、社員一人ひとりに寄り添ってくれる存在になれるのではないか、と期待しました。

特に印象的だったのは、「知識を伝えるだけでなく、考え方や判断基準まで共有できる」という点です。接客の言葉の選び方や、お客様にどう寄り添うべきかといった感覚的な部分も、AIを通じて伝えられる。これなら、どの店舗でも豆子郎らしいおもてなしを実現できると思いました。

さらに、社内には長年蓄積された技術や知恵がたくさんあります。これを『AIまめこ社長』に託すことで、新人もベテランも、必要なときにすぐ学べる環境が整う。教育の効率化にもつながり、社員がより安心して働ける環境をつくることができると確信しました。

実際の使用シーン

理念浸透
AIまめこ社長に自分の思い・考えを伝え、会話をしているトーク画面
自分の思い・考えを伝え、会話をしているトーク画面
接客
AIまめこ社長に接客についての相談をしているトーク画面
接客についての相談をしているトーク画面
AIまめこ社長に接客時の注意点を確認しているトーク画面
接客時の注意点を確認しているトーク画面

──導入後の変化はありましたか?

田原氏:『AIまめこ社長』を導入してから、社員がより自信を持って接客できるようになり、業務のスムーズさが格段に向上しました。特に、新しく入社した社員が”困ったときはAIまめこ社長に聞ける”と安心して業務に取り組める環境が整ったのは大きな変化です。

例えば、これまでレジ操作やツールの使い方に迷ったときは、ベテランに確認する必要がありましたが、今ではAIまめこ社長に質問すれば、即座に回答が得られる。そのため、業務の習得スピードが向上し、レジ対応の正確性や効率も大きく改善しました。

また、接客品質の統一も進みました。従来は、ベテランが個別に指導していたため、習得までに時間がかかることもありましたが、今ではAIまめこ社長を通じて、豆子郎のおもてなしのポイントをすぐに学べるようになりました。そのおかげで、新人の育成期間が従来の半分ほどに短縮され、どの店舗でも安定した接客が実現できるようになっています。

さらに、社員一人ひとりが自分の役割に誇りを持ち、おもてなしの価値を再認識する機会が増えたと感じています。これは、ただ業務の効率が上がっただけでなく、豆子郎の文化そのものが深まり、次の世代へと受け継がれる環境が整ったことの証だと思っています。

──どんな企業に勧めたいですか?

田原氏:『AIまめこ社長』を導入して感じたのは、企業の文化や理念を次の世代にしっかりと伝えたい企業にとって、大きな支えになるということです。

特に、職人技やおもてなしの精神など、経験に基づく知識が重要な業界には非常に有効だと思います。私たちのように、和菓子づくりや接客の細やかな心配りを大切にする企業では、言葉だけでは伝えきれない感覚的な部分が多く、それを次の世代へと継承していくことが大きな課題になります。

伝統を守りつつ、新しい時代に適応していくことを考えている企業にとって、『AIまめこ社長』のようなAIの活用は、大きな力になると確信しています。

──今後の展望は?

田原氏:豆子郎の仕事は、お菓子を作ることではなく、お菓子を通じてお客様の人生に寄り添い、幸せを届けることです。創業以来大切にしてきた「今だけ、ここだけ、あなただけ」のおもてなしを、次の世代へ確実に継承していきたいと考えています。

『AIまめこ社長』は、その想いを実現する強力なパートナーです。単なる業務サポートにとどまらず、豆子郎の理念やおもてなしの考え方を社員一人ひとりに伝え、支えていく存在となります。導入後は、接客の質の統一や業務習得のスピード向上など、大きな変化を実感しています。

伝統とAIが融合することで、おもてなしや技術の継承の仕方が進化し、より多くのお客様に豆子郎の想いを届けられると確信しています。これからも、ふるさと山口への感謝を忘れず、愛され続ける企業を目指して挑戦を続けていきます

Company Profile

株式会社豆子郎

株式会社豆子郎

業界
和菓子製造・販売
導入サービス
AIまめこ社長

創業77年の老舗が直面する「理念を次世代に継承する」課題。「AIまめこ社長」が全社員の日常判断に寄り添い、おもてなしの文化を各店舗に浸透させています。

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