課題
- 理念の浸透:急速な店舗拡大により、社長の想いや理念を従業員全員に均一に伝える仕組みが必要だった。
- 業務の属人化:ベテランスタッフの経験に頼る場面が多く、マニュアル化や効率化が求められていた。
- サービスの質向上:業務効率を高めることで、より良い顧客体験を提供したかった。
『AI社長』による解決方法
- THAの「AI社長」を活用し、専用AI「AI水谷社長」を開発。
- 理念の浸透:「AI水谷社長」が理念を伝え、従業員が日々の業務を通じて考える機会を創出。
- 業務ナレッジの一元化:調理手順や接客ルールをAIが学習し、いつでも参照可能に。
- 24時間サポート:アルバイトや新人スタッフの疑問に即時対応し、スムーズな業務遂行を支援。
『AI社長』導入後の変化
- 業務効率の向上:問い合わせ対応時間が大幅に削減され、従業員が本来の業務に集中できる環境に。
- 理念の浸透強化:定期的な問いかけ機能により、従業員が自然と理念を考える習慣が身につくように。
- スタッフの成長促進:AIを通じて社長の考え方を学び、新人スタッフの即戦力化が加速。
株式会社楽天地は、1976年に創業し、博多名物もつ鍋の専門店として48年間伝統の味を守り続けています。秘伝のしょうゆベースのたれや厳選された国産もつ、こだわりの国産野菜を使用し、福岡を代表する老舗として多くのファンに愛されています。
2024年5月、急速な店舗拡大に伴う理念の浸透と業務効率化をより効果的に行うために「AI社長」を導入。今回、株式会社楽天地 代表取締役社長 水谷 崇氏に、『AI水谷社長』導入の効果について伺いました。
──AI社長導入前の課題は?
株式会社楽天地 代表取締役社長 水谷 崇氏:
もつ鍋という伝統の味を守りながら、店舗を拡大していく中で、理念の浸透が大きな課題でした。お客様に最高のもつ鍋体験を提供するためには、単なる調理技術だけでなく、接客やサービスの姿勢、こだわりのポイントをスタッフ全員がしっかり理解している必要があります。しかし、それらは私が直接伝えないと伝わりにくく、属人化してしまう部分が多かったのです。
また、店舗数が増えるにつれ、本社のサポート体制にも限界を感じるようになりました。新人スタッフやアルバイトからの質問対応に時間を取られ、業務の効率化が求められていました。限られたリソースの中で、どうすれば全従業員が同じ理念のもと、一貫したサービスを提供できるのか。その解決策を模索していました。
──導入の決め手は?
水谷氏:楽天地では、もつ鍋という伝統を守るために、常に進化し続けることが大切だと考えています。新しい技術やアイデアが店舗運営や従業員の成長につながるなら、まずは試してみる。それが『AI水谷社長』の導入を決めた理由です。
特に決め手となったのは、楽天地のこだわりを細部まで反映できる点です。ただ業務マニュアルを提供するのではなく、私の考え方や理念、接客のニュアンスまで再現できる。たとえば、『AI水谷社長』は博多弁で従業員の質問に答えられるように設定しています。そうした細かな言葉の違いまでカスタマイズできることも、大きな決め手になりました。
また、急速な店舗拡大に伴い、理念の浸透と業務の属人化解消が急務でした。現在、従業員は全体で200人ほどになり、私自身が全員と直接話す機会が減ってきました。だからこそ、『AI水谷社長』を通じて、理念や考えをすべてのスタッフに伝え続けられる環境を作りたいと考えました。
業務面でも、経験豊富なスタッフの知識や技術に頼るだけでは、楽天地の味やサービスを守り続けることは難しい。『AI水谷社長』を導入することで、新人スタッフでもスムーズに業務を覚え、楽天地の文化をしっかりと継承できる環境を作れると確信しました。
実際の使用シーン
調理・接客

理念浸透・育成

──導入後の変化はありましたか?
水谷氏:新人スタッフの成長スピードが格段に上がりました。
これまで接客のコツや調理の細かい技術を身につけるには、先輩から学びながら時間をかけて慣れるしかありませんでした。しかし、『AI水谷社長』を活用することで、困った時にすぐに聞ける環境が整い、スタッフ一人ひとりの自信とスキルの向上につながっています。
『AI水谷社長』でアルバイトの指導方法を相談したスタッフからは、『AI水谷社長』の返答に「社長が直接言いそうな言葉やな」と感じて、実際の業務での判断や指導に自信を持てるようになったと、経営者の考え方や理念が現場に浸透し、スタッフ一人ひとりが楽天地の文化を自然と受け継げるようになりました。
さらに、私個人としては『AI水谷社長』を通じて従業員の質問内容をモニターで確認し、経営の改善にも活かしています。スタッフがどこでつまずいているのか、どんなことに不安を感じているのかが可視化されることで、より効果的なサポートができるようになりました。
これは単なる業務の効率化ではなく、楽天地の文化を守りながら、より良い形で未来へつなぐための変革だと思っています。
──どんな企業に勧めたいですか?
水谷氏:店舗が増えても、一貫した理念やサービスを維持したいと考えている企業には、特におすすめしたいですね。楽天地でも、店舗拡大に伴い、スタッフ全員に同じ価値観や接客の基準をしっかり伝えることが課題でした。『AI水谷社長』を導入することで、社長の考えや企業の理念がブレることなく、全店舗に浸透する環境が整いました。
また、人材育成に課題を感じている企業にも適しています。飲食業界では、新人スタッフが自信を持って接客や調理ができるようになるまでに時間がかかります。しかし、AIが24時間サポートし、すぐに疑問を解決できる環境があれば、教育のスピードが格段に上がります。実際に楽天地でも、新人スタッフが短期間で成長し、お客様に安定したサービスを提供できるようになりました。
さらに、現場の負担を減らしながら、サービスの質を向上させたい企業にもおすすめです。AIが基本的な質問対応を担うことで、店長やベテランスタッフはより重要な業務に集中できるようになりました。結果として、現場の働きやすさが向上し、スタッフの定着率アップにもつながると考えています。
飲食業界に限らず、サービス業全般や、多店舗展開している企業、理念を大切にしている企業にとって、AI社長は強力なサポートツールになるはずです。
──今後の展望は?
水谷氏:楽天地では、伝統のもつ鍋を守りながら、新しい技術を活用して働く環境を進化させていきたいと考えています。『AI水谷社長』は、その実現を支える大切なパートナーです。
私たちの目標は、スタッフ一人ひとりが理念を深く理解し、楽天地の味やおもてなしを次の世代へつなげていくこと。AIを活用することで、新人スタッフでも早い段階で自信を持ち、楽天地らしいサービスを提供できる環境を整えていきます。
また、若い社員や学生アルバイトにとって、AIとの共存はこれからの時代に欠かせないスキルです。『AI水谷社長』を通じて、最新技術に触れながら、働く楽しさや学びを実感できる場を提供したいですね。
そして、楽天地の挑戦は国内にとどまりません。「世界のもつ鍋王に、俺たちはなる。」もつ鍋という博多の食文化を、世界中の人々に届けることを目指しています。『AI水谷社長』を活用し、世界のどこにいても楽天地の理念と技術を共有できる環境をつくり、グローバルな展開を加速させていきたいと考えています。



